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EVENT DETAIL


鈴鹿高専&産学交流会 2005/6/1 (Wed)


SUZUKA産学官交流会
 鈴鹿商工会議所の会員企業内の、参加希望企業によって構成される機関であり、定期的なフォーラム、交流会の開催等を通じて、鈴鹿市内の企業と、行政、大学機関の間での技術提携等を目的とし、企業向けの研究開発、ベンチャー企業等に対する様々な支援政策の案内、会員企業と教育研究機関研究者との交流促進など、鈴鹿市内の企業、研究機関等の活性化の為の機関。

 交流会参加企業は、製造業だけではなく、農業、加工業、サービス業、物流関連、金融関連等と多岐にわたっている。


関係団体-鈴鹿市 三重県農林水産商工部 鈴鹿商工会議所
三重県産業支援センター 三重県知的所有権センター
鈴鹿工業高等専門学校

 私たちは、世界大会開催可能なサーキットを有する市である鈴鹿市において、モータースポーツの発展を支えてきた地元中小企業は、サーキットの周辺に数多く存在しており、これらの技術を外部に向け広く発信してゆく事は、鈴鹿市の地場産業の活性化に繋がってゆくものであると考えている。

 自社内での商品開発には、”自分達が良いと思わない製品を販売してゆく事をユーザーが望むだろうか?”との思いから、これまで代表者自身のインプレッションが欠かせない物であり、鈴鹿サーキットに程近い自社の立地条件を生かし、サーキットでのテスト結果を製品を製作してゆく上での重要なエッセンスの一つとして加えてきた。

 今回、既存商品であったオリジナルのスイングアームに加え、フレームの製作を行い、これらを、破壊実験をメインに行う事で強度を数値化し、データーを元により良い製品としてユーザーへと還元してゆく事が大きな趣旨となる。

 そして、フレーム製作のノウハウは将来、二輪だけではなく、四輪、車椅子等、製品の骨格であるフレームを有する製品製作時に流用可能なデーターとなり、様々な方面に転用が可能である。



 行政サイドからの案件受理。
 そして、具体的な打ち合わせを、高専へ伺い、また当社へ足を運んでいただき進めてきた。
 まずはスイングアーム。

 これは、代表大西が8時間耐久レース等に使用し、自身がインプレッションすることで、改良を重ねてきたものだ。
 材料を変更することでの軽量化、使用材料によっての特性の出方、全長の変更等は、ある意味極限状態のレースで使用することで、市販してゆく上で必要な実証データーとなってきた。

 しかし、停止状態で製品単体での実験結果と、走行中の状態とでは大きく異なる事が予想される。

 今回、300kmに参戦するにあたり、まずは研究材料となるスイングアーム、フレームが、走行時どのような状態で取り付けられ、どのくらいのスピード環境下で使用されているのか等を、見ていただきたいとの申し出に、教授3名、学生3名がレースウィーク中サーキットへ足を運んで下さった。

 これらを踏まえ、停止状態での実験に加え、走行中の製品にセンサーを取り付ける等の実験を加えていく事が可能であれば、また違った視点からの考察が可能になると思われ、現場を通じての意見交換は今後も積極的に行っていきたい。



 今回、サーキットへ参加していただいた学生3名には、事前にサーキットからの了解を受け、実際にPIT内での作業を体験していただいた。
 レース終了後、現場の体験を交えて3名の学生からはそれぞれ学ぶ専門分野の視点からの意見も数多く聞くことが出来、現場サイドの私たちにとっても興味深く、学ばせていただく点も多々あった。
 在学中の学生と企業サイドの接点はなかなか生まれないものだが、この支援政策を通じて、ものづくりを学ぶ学生たちとの交流の必要性も感じ、色々な視点から物を見ること、意見を聞ける機会に恵まれた事は、得る事の出来た大きなものの一つだと思う。

 製造に対する、支援政策の中でもこれらの経過は全国初の事であり、また、地元鈴鹿サーキットを絡めての研究開発であることは、より地元色が強調され外部に伝わった事で、300km終了後新聞各社の取材を受け掲載された。

 ものづくり支援政策から始まった今回の共同研究。
 進めていくうちに、様々な角度からのアプローチ、関係が生まれた。

 また、色々な意味で外部への発信となる事で、このような行政の支援政策の認知が広まり、活発化する事に繋がってゆく事を望んでいる。

 また、このような事例が増え、地元の若者が地元企業、産業と接する機会が増す事で、ものづくりの市である鈴鹿出身者の、地元であるいは全国で技術者として活躍する場がより一層増す布石となっていく事になればと考えている。

 今年度を通して、鈴鹿高専 機会工学科 教授の方々、学生の方々との共同研究を進めて行き、年度末には、1年の結果をまとめ上げる。
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